赤ちゃんの利き手はいつ決まる?左利きは矯正した方がいいの?
6ヶ月を過ぎた頃から少しずつ物を掴み始めた娘は、いつも左手でおもちゃを取ったり離乳食を掴む手も左ばかり。
「もしかしてうちの子左利きかしら・・?」という疑問が出てきたので調べてみました。
と気になっている人はぜひ読んで見てくださいね。
左利きだと苦労するのかな・・と疑問がある人も、この記事を読めば参考になるかもしれません。
- 赤ちゃんの利き手はいつ決まるの?
- 赤ちゃんの利き手を見分ける方法ってあるの?
- 左利きは日常生活で苦労するの?
- 左利き用グッズは意外と多い!
- うちの子左利きかも・・矯正する必要は?
- 赤ちゃんの利き手はいつ決まる?まとめ
赤ちゃんの利き手はいつ決まるの?
赤ちゃんの利き手はすぐに決まるわけではなく、4歳ごろ徐々に固定されていきます。
1歳頃は指自体の機能が発達していく段階なので、おもちゃに手を伸ばしたりご飯を掴む手が左手だけ、
あるいは右手だけだとしても利き手を判断することはまだまだできません。
赤ちゃんがのびのび練習できるように、じっくり見守ってあげましょう。
2歳頃になると絵を描いたりスプーンを持つ手に偏りが見られてきます。
ですが、ここでもまだ利き手が決まる段階ではなく、3歳を過ぎてからまた変わることもあります。
このように紆余曲折を経て利き手は徐々に固まっていきます。
4歳になると使いやすい手が自分でも分かり始め、徐々に利き手が固定されていきます。
のんびり見守ってあげるのがいちばんですね。
赤ちゃんの利き手を見分ける方法ってあるの?
我が子の利き手がどちらになるか親であれば気になりますよね。
先ほどもお話ししましたが、0歳から3歳頃までは利き手が定まらないので、なかなか判断しづらい時期です。
利き手が定まってくる4歳頃に見分けられるポイントとしては、
- スプーンやフォークを持つ手
- 絵を描く方の手
- 自分でおもちゃを取る時の手
- 転んだ時にとっさに出る方の手
このような時によく観察していると利き手が分かってきます。
左利きは日常生活で苦労するの?
私は幼児期に左利きから右利きに矯正した過去があります。
矯正していた当時はストレスを感じていたことも実は覚えています。
矯正したことが良いか悪いかは別として、右利きになってよかったと感じたことは多々ありました。
日常的に使うものや場所は右利きに使いやすく作られている事が多いですよね。
例えば
- 縦書きの問題集やテスト
- 自販機のお金を入れる場所
- 改札を通る時
- ハサミを使う時 etc
など、便利に感じる場面は正直結構あります。
ですが個性を大切に考える現在では「左利きは矯正するもの」という認識がずいぶん変わってきているようです。
左利きに不便や苦労を感じるかどうかは本人の主観が大きく、仮に利き手を矯正しなくても、
置かれた環境に順応していけるように子育てをしていきたいと個人的には思います。
左利き用グッズは意外と多い!
今は左利きでも不便を感じさせないグッズが調べてみると意外とありました。
こちらはお箸の持ち方をトレーニングするためのグッズですが、これも左利き用があります。
この他にも、彫刻刀やパソコンのマウスなど左利き用のグッズは一通り揃っていました。
時代は変わりますね。
うちの子左利きかも・・矯正する必要は?
先ほども話しましたが、私は幼少期に利き手を矯正したことで使いやすい手が使えなかったストレスを今でも覚えています。
また左利きの原因は諸説あり、そのひとつは遺伝と言われています。
遺伝の影響により、子供が左利きとなる確率は一般に約10%だが、片親が左利きの場合は約20%、両親が左利きの場合は26%に上がる。利き手が決まる原因を遺伝要因と環境要因に分けられ、利き手の分散の25%を遺伝要因によって説明できる。 -ウィキペディア
このように利き手の原因の25%は遺伝と言われています。
子どもにとって利き手を矯正することは本人だけでなく、親にとっても負担になります。
とはいえ、親であればこの社会をできるだけ泳ぎやすいように育てたいという想いはありますよね。
自分が親となった今ではそう感じます。
矯正する必要があるかどうかは夫婦の考え方や本人の意思を尊重して、時間がかかっても
答えを出していくことで夫婦と親子の絆ができていけばベストではないでしょうか。
ちなみに我が家は夫婦で意見が分かれてしまったんですが、調べた内容をもとにしばらく様子をみることにしました。
赤ちゃんの利き手はいつ決まる?まとめ
いかがだったでしょうか。
矯正の話は少なくとも「左利きは良くない、矯正すべき」という意見で書いたのではなく、
矯正を経験した私の個人的な意見として参考にしていただければ嬉しいです。
それでは今日はこの辺で。
わたたん(watatan_mama)でした。